物件ではなく、人間関係をつくる。
関わるすべての人々が幸せになる
ストーリーを描いていきたい。
近畿圏事業部 事業企画部
マネージャー
2018年 入社
近畿圏事業部 事業企画部
マネージャー
2018年 入社
一度決めたことは、最後までやり遂げたい。幼少期から私は、スポーツを通じて自分を鍛える環境に身を置いてきました。母親の勧めで始めた空手とサッカーは、どちらも私の人生に大きな影響を与えてくれました。特に空手は、世界大会に出場するほど熱心に取り組んだものです。ただ、今振り返ると、「好きだから空手をやっている」というより、周囲の期待にこたえるために自分を追い込んでいたようにも思います。
大学時代、私はスポーツから少し距離を置くことにしました。トレーニングは続けていましたが、「競技としてではなく、自分を磨くためにやる」というスタンスに変えようと思ったのです。すると「空手ってこんなに楽しいものだったのか」と新たな発見がありました。これからは、ただ自分を追い込むのではなく、心から「やりたい」と思えることに取り組んでいこう。そんな気づきが、私の価値観に大きな変化をもたらしました。自分の意志を基点に、周囲の期待にこたえる。その後の就職や転職においても、私の判断基準になったと思います。
社会人になって3年目の頃、前職で一緒に働いていた同期が先に新都市企画へと転職。イキイキと仕事の楽しさを語る表情を見て、「自分も挑戦してみたい」と強く心が動いたことを覚えています。とは言え、不動産業界は全く未知の世界。当然ながら、業務内容は一変しました。これまでの人材紹介業とは異なり、土地や物件という「具体的に形の見えるモノ」を扱う仕事です。最初は専門用語や業界の仕組みが全く分からず、手探りでのスタートでした。先輩や上司のサポートを受けながら、目の前のことに全力でぶつかるしかない日々。入社して約1年が経とうかという頃、初めて用地取得ができた時の喜びは今でも忘れられません。この案件は、通常の取引よりも複雑でした。隣接する土地を一緒に取得しなければ、事業化できないという難題を抱えていたのです。私は仲介業者さまとともに何度も作戦を練り、最終的には一体不可分の条件で契約を成立させることができました。様々な難題をともに乗り越えつつ、双方にメリットがあるカタチで案件をまとめあげていく。この仕事の難しさと同時に、他では味わえない事業の「主体者」としての醍醐味を実感できた瞬間でした。
私は今後も新都市企画という舞台で、プロとして、また、人として成長していきたいと強く思っています。理由は、『自分の意志を基点に、社会の期待にこたえていくこと』ができるからです。どんな用地を取得し、どんな物件を開発したいのか。いかに協働パートナーと信頼関係を築き、いかにチームとして成果を出せる状態を創り出すのか。不動産の開発を通じて、人々や社会にどんな価値を提供していきたいのか・・・。それらのすべては覚悟次第、つまり人の意志によって変わるものだと思っています。この仕事で一番大切なのは、「物件」を開発する過程で醸成される「人間関係」だと私は思っています。お客さまはもちろん、協働パートナーさま、設計・施工会社さまなど、プロジェクトに関わるすべての人が幸せになるストーリーを描くことができるか。そこに尽きると思っています。後輩たちには、そんな「自分が中心となってプロジェクトを動かす面白さ」を知ってほしい。そして、どんなに困難な状況でも諦めずに続けることで、必ず成長できるということを伝えたいと思っています。
将来的には、これまで以上にリーダーシップを発揮し、会社全体を牽引していけるような存在になりたいと考えています。当社の主軸事業である不動産開発はもちろん、その枠にとどまらないプロジェクトも積極的に挑戦していきたいと思っています。実際、すでにゴルフ事業やセルフストレージ事業、そして開発だけでなく運営まで担うサウナ事業など、新しい事業やビジネスモデルが続々と立ち上がっています。これらはすべて、社員のアイディアや知見、意欲を活かすカタチで実現された新規事業です。私もこうした「自分ならではの価値」を発揮することで、会社の成長に寄与できるならこれほど嬉しいことはありません。自身の意志を基点に、「自分はどうしたいのか」を問い続けながら、これからも大きな挑戦を続けていくつもりです。